水遣り、温度管理の面で注意しなければならないことを記し、
続いて別のページで細菌や害虫によるトラブルを記していきます。
細菌や害虫も突き詰めれば人為的なトラブルだと言う人もいますが、
ここでは、そのように分類していきたいと思います。
(1)肥料の施し方
肥料には与える時期によって分けた
元肥(定植前)、追肥(栽培中)、
お礼肥(収穫後)、寒肥(生育が始まるまえの冬)という分類と
性質別に分けた有機肥料、化成肥料と言う分類の仕方があります。
他にも肥料の効き方による
速効性肥料、緩効性肥料という分類もあります。
目的別に肥料は使い分けますが、
詳しいことは「花フル・ガーデニング」に記してあります。
ここでは肥料の与え方に焦点をあてて話を進めていきます。
肥料で問題になるのは、与える量です。
肥料が少ない場合次のようなトラブルが生じます。
(1)花がつかない、花が小さい。
(2)先端部の伸びがとまり、葉の展開がとまる
(3)古い葉の色が薄くなる。あるいは落葉する。
(4)地上部は貧弱で、根が伸びている。
肥料が多い場合は次のようなトラブルが生じます。
(1)先端部の伸びが止まる。
(2)開花が遅れる。
(3)アブラムシが多発する。
(4)葉が全体にしおれる。
(5)葉の緑や土の表面に白い粉が出る。
(6)根の張りが弱い。
肥料の与え方が少ない場合、
通常使用するよりも薄い液肥を施し、
葉の色の回復を待ちます。
ガーデニングをやっていて一番耳にするのが肥料の与えすぎです。
みんな植物が可愛いので過保護になりすぎちゃうんですね〜。
過剰に与えている場合は、
手で除去できるものは除去して、
水をたっぷり与えて肥料を流します。
しおれが回復しない場合はその部位を除去し、
新芽を待ちます。
植物も人も過保護の方が後々手に負えないんですよ。
そもそも植物が栄養を取り入れる場合、
細胞膜の浸透圧がその機能を担ってるので、
与えすぎると、植物の根の中にある水分まで
外に染み出され、結局根腐れを起こしてしまいます。
■肥料に含まれるもの
植物の生育に必要な3大栄養素と言えば、
窒素、リン酸、カリですね。
市販の肥料にはこれらがバランスよく含まれています。
これらのうちどれかが欠乏すると植物にトラブルが生じます。
窒素は葉や茎の成長を促し、
リン酸は花や実を正常に生じさせ、
カリは葉や茎、根の成長になくてはならないものです。
そのほかに中間要素として鉄、ホウ素、イオウ、
モリブデン、亜鉛、銅が含まれ、
微量要素としてカルシウム、マグネシウムなどが含まれて
肥料として売られています。
■与える量
これからガーデニングを始めていくにあたって、
肥料の目安を簡単に覚えておくと良いと思います。
多量の肥料というとき・・・・
ティースプーン山盛りが10g、
ティースプーンすりきりが5g、
手を使って
一握りが20〜30g、
つまりティースプーン山盛り3杯ですね。
少量の肥料をいうとき・・・・
ひとつまみが0.5g〜1gです。
■土のpH
土の酸度は養分吸収にかかわる重要な事柄ですから、
しっかりと抑えておく必要があります。
多くの植物は、
弱酸性から中性で順調な生育をします。
これはpH5.0〜7.0です。
乾燥気候の植物はややアルカリ性の土を好みます。
土のpHを調べるには、
土をコップにとって、同量の水を入れます。
かき混ぜた後、土が沈んだら、
市販のリトマス紙を入れます。
色の変化を見ればpHが分かりますね。
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